チーム者の夏、者担の夏

いつも始まってみればあっという間。今年の夏も少年たちは駆け抜けていった。
8月19日、行き場を失った者覇担の亡霊が渦巻く(闇)EXシアターで、サマーステーションのvs公演は幕を閉じた。今年は我武者羅覇5チームの総当たり戦となり、上位3チームで決勝戦が行われた。地方民貧乏学生がキャッチフレーズの私には決勝戦を見に行くなんていう選択肢は当然なかった訳だが、チケ取ろうか迷った人もいただろうし取り引きドタキャンも多く耳にしたし、そして何より全チームスケジュールは抑えてあって(きっと(闇))一生懸命練習もしてるのに無駄に早く夏を終えさせられなきゃいけない2チームがいるとか意味わからん!!!ありえんやろ!??と今となっては激オコなのだが、当初は決勝戦制度が彼らと我々ヲタクをこんなにも苦しめるとは思ってなかったなあ。
神宮寺くん、萩ちゃん、あむあむ、たじー、そして元太くん。チームのメンバーが発表された時点でTLの松田担は沸きに沸いた。きっとみんな好みが似ているのだろう。好きな子しかいない!かわいい!推さない理由がない!!シャーーーッ!!!(同時にその松倉くんがどこにもいないというショッキングなニュースもあったのだが。秋はまちゅくらのターン!!がんばれ!!!)メンバーのラインナップに加え、元太くんになんとしても今年は優勝を経験して欲しい!という思いも手伝ってか、今年の松田担の者担感はすごかった。上手く表現できないが、去年の武担感に比べ圧倒的者担感!寝ても覚めても者ちゃん者ちゃん♡みたいな。者のモンペ。去年はジャンルは違えどダンスでいつもやっていることに1番近い種目をやっているチーム武を見ていて、そこから最も離れたことに挑戦している自担を見られるチーム者担当が正直羨ましいと思っていた。だから今年ファンカッションをする自担にわくわくしていた(紅白で既に微妙にやっちゃってる件については置いておく)。私の住んでいる地域ではガムシャラ地上波は映らないので皆さんが上げてくれる動画で掻い摘んでしか知らないけれど、多少の脚色に疑問を抱きつつも(闇)元太くんが最高の仲間と共にファンカッションを習得していく舞台裏を見られる幸せを噛み締めた。少年たちが夢中になって何かを追いかけている姿はどうしようもなく美しく儚い。まさにJr.担冥利に尽きる。
そんな中、待ちに待った者のvs公演が始まった。いつもの如くレポ待ちおばさん。初回公演終わっての何よりの衝撃は、はぎげんで一曲披露とのこと。萩安厨で萩ちゃんを息子にしたい枠としてきた私の何かが弾けた。始まってしまった、私のはぎげん……。しかしチケットを譲っていただいたにも関わらず公演に行けるか決まらず、知れば知るほど辛くなるだけだ自分…と言い聞かせ、レポを検索したりどんな曲なのか調べたりはしなかった。2日前に公演に行けることが決まり鬼のように情報収集を始めた私は驚愕した。かつて関西の沼に足をつっこみかけていた私は7WESTが少クラで披露したそれを見て萌え悶えていたことを思い出した。このクソかわいい曲をはぎげんが…!!!??おまけにげんたくんが「へーいっ!♡」とか「ばーんっ!♡」とか言ってるというじゃないか。前情報で既にかわいいが過ぎる。それからロスマイの元太くんがとんでもなくとんでもないというレポも拝見した。私が公演に行く数日前に黒髪に戻してしまったのはロスマイに関しては少し残念だったかもしれないと思う。どうせなら極限にせくちーな元太くん見たかった(笑)
人生初購入のペンラを携えての公演。記憶力が悪いうえに胸がいっぱいだとさらにキャパが減るので、公演の記憶は終わった瞬間から既にあまりなかった。だけど、とにかく楽しかった。者ちゃん最高だった。笑顔が溢れるファンカッション、ロスマイでの超かっこいいしかない演出や元太くんのソロダンス、チャチャチャでバルコでぎゅうぎゅうになりながら危なっかしいぐらい跳ねてるのを見て、ほんとにチーム者大好きだな応援できてよかったなあ、それに元太くんもきっとこのチームが大好きなんだろうなあと思えた。ただ、8/10一部は者ちゃんが初めてデシベル数で負けてしまった公演だった。デシベル結果が出たところからずっと力になれなくてごめんね、という気持ちでいっぱいだった。本人たちからもだめなんじゃないかという雰囲気が感じられて、既に大詰めを迎えていた決勝戦争いにおいて彼らがどれだけジュニア票で苦い思いをしてきたのかが痛いほど伝わってきた。ただ、この公演ではそのジュニア票に救われて勝利し、チーム者の喜ぶ顔が見られたことは嬉しかった。以下、公演後ツイート。




自分の入った公演のことはこれぐらいにしてそろそろ8/15二部のお話。者の総当たり最終戦、覇者公演。一部で敗れ、チーム者決勝戦進出のためには勝利が最低条件。者担には、喉をぶっ潰す勢いでEXシアターに乗り込む人、魂だけ六本木に飛ばしてレポを待つ人。言わずもがな後者の私。こういう時の多ステできない無力感は尋常じゃない。観客dbの力なんて知れてると思い知らされてきたのに、その僅かな力にさえもなれないなんて。そして結果は、覇の勝利。全チーム中最初に者の敗退が決まってしまった。しかし相手の覇チームとみんなのさな爺のおかげで温かみのある公演となったようで少し救われた。最後の相手が覇で本当によかった。者担の中には者と似た雰囲気の覇チームを同様に愛でる人も多く、覇に優勝への思いを託そうというメンバーの思いに乗っかった。しかし結論、覇も決勝戦に進むことができなかった。あの子たちはどうしてここまで不憫なんだ。やるせない気持ちになった。未練タラタラババアだと言われても仕方ない。でも、これだけは言いたい。勝敗がどうであろうと、私はチーム者が大好きだ。これは絶対揺るがない。彼らを応援できて本当によかった。彼らの青春を目撃できて最高に幸せだった。ありがとう。末っ子ポジ元太くんも絶品だった!本当はメンバーひとりひとりのことも書きたかったけど終わりが見えなくなるので泣く泣く割愛。チーム者としての彼らに最後に望むことがあるとしたら、客席dbダントツトップだったことに誇りをもって欲しい。本当にすごいことだから。胸を張って雑誌で自慢し倒して欲しい。お客さんから愛されるファンカッションであったことを忘れないで欲しい。何かあるたび片っ端から疑ってかかってどれだけ大人を呪いたくなったか分からないけど(闇)、結局はチーム者が大好き!!!まだ当分成仏する予定はありません!!シャッシャッシャシャシャッッ!!!!